よくあるデータ不備に関して

よくあるデータ不備

よくある不備について

データ不備の内容に関してよくわからないというお客様へ、下記の不備内容の理由をご参考頂き確実な完全データの制作にお役立て下さい。

  1. 目次
  2. ▪️サイズ・比率がご注文サイズと異なっている
  3. ▪️塗り足し・文字切れ(断裁ズレ)が設定されていない
  4. ▪️文字のアウトラインがされていない
▪️ご入稿頂いたデータのサイズ・比率がご注文サイズと異なっている

弊社は印刷通販サイトの為、お客様から頂くデータは完全データが前提となります。
お客様がご注文時に選択または指定頂いたご希望サイズとお客様のご入稿頂いたデータのサイズが異なる場合に発生するデータ不備となり、ご希望サイズをもう一度ご確認頂きご入稿データがあっているかご確認をお願いします。

例)A1サイズをご希望頂きご注文頂いているが、ご入稿データが大きくサイズが異なる場合。

このデータを印刷しようとすると下記の様にサイズ及び比率があっていない部分が空白となり、白い余白として残ってしまいます。

入稿データの比率さえ合っており、お客様がご注文時に「簡易調整を希望する」をご選択頂いておれば、拡大・縮小は弊社でサービスにて行わせて頂いております。

無料の簡易調整オプション


商品ご注文時のオプションにて「簡易調整を希望する」が選択できる商品であれば、このオプションを利用することで仕上がりサイズでの入稿が必ずしも必要では無くなります。ご希望の仕上がりサイズとご入稿データのサイズ比率さえ一致していれば、弊社側で拡大・縮小をサービスで行わせて頂き印刷が可能です。
例えばA1サイズ(594x841mm)の仕上がりをご希望なのであれば。希望仕上がりサイズの594x841mmご入稿いただくのがベストですが、A4やB4と同比率の原稿でも問題ございません。

※簡易調整オプションは同比率など一定の条件を整えて頂ければご利用頂けません。
定型サイズのA版・B版は塗りたしを含めると5:7比率で大凡同比率となります。
スマホ・タブレットでのデータ修正をされるお客様でA4などの定型サイズへ変更方法がわからない場合、この5:7の比率にて簡易調整オプションをご利用いただく事も可能です。



▪️塗り足し、文字切れ(断裁ズレ)が設定されていない

お客様ご入稿原稿のデータ不備でサイズ不備についで多いのは塗り足し・文字切れの設定忘れによるデータ不備です。印刷会社へ発注する印刷用の完全データには塗り足し・文字切れという断裁ズレによる紙色の露出や文字の断ち落ちを防ぐための予防措置が必須となります。
この塗り足し・文字切れを設定しなかった場合はどうなるのかをこちらのページで説明しておりますので、ご参考ください。

下記より実際の制作原稿例をもとに具体的に説明させて頂きます。

上記の不備データに分かりやすく仕上がり線・塗り足し線・文字切れ線の3本の破線を書いてみました。
まず一目で不備が認識できる部分は「塗り足し」になります。真ん中の仕上がり位置から外に3mm出たところにある破線です。本来はここまで背景の黄色や写真部分では女性の肩の続き、その下の黒い帯等も4辺全て引き伸ばしていないといけない所を、仕上がり位置まででしかデータを作っていないので「塗り足し」の未設定としてデータ不備になっていまいます。
この不備はOffice系ソフト(Word・Excel・PowerPoint)で制作されているデータのお客様に多く見受けられます。A4サイズの仕上がりが希望のためA4サイズ丁度(210x297mm)で作ってしまうと「塗り足し」がついていないので不備になってしまいます。周囲4辺に塗り足しを含めて作る場合はドキュメントサイズがA4サイズの場合は216x303mmと周囲に3mmずつ足した大きさで制作する必要がございます。

入稿データの比率さえ合っており、お客様がご注文時に「簡易調整を希望する」をご選択頂いておれば、拡大・縮小は弊社でサービスにて行わせて頂いております。

正しいデータ制作

仕上がり位置より3mm以上内側に文字など切れては困るデータは収めて配置頂ければ、文字切れとして不備では無くなります。

文字切れを防ごうとデータ全体を3mm縮小してしまうと、塗り足しまで無くなってしまう事がございますのでご注意をお願いします。逆に塗り足しを付けるために全体を3mm大きくしてしまい、今度は文字切れが発生する事もございます。入稿前に今一度ご確認をお願いします。

▪️文字のアウトラインがされていない

ご入稿頂いたデータ内にアウトラインがされていないテキストデータが有る場合のデータ不備となります。
アウトライン頂けていないデータは展開時に「文字化け」を起こしますので必ず行って頂けますようお願いします。
※アートボード外や非表示の物もアウトラインがかかっていないと不備になりますので、不要なデータは削除頂きます様お願いします。

【よくあるアウトラインの抜け】
何度入稿してもアウトラインのデータ不備が返ってくるというお客様に多いのは、
アートボード外に配置されて残されて文字や、テキストデータのオブジェクトだけ残って文字自体が打ち込まれていないものなど、
直接印刷にはあまり関係ないデータの見落としです。
印刷に関係ないのであればわざわざアウトラインを取る必要はないのですが、弊社側からでは本当に不要で関係ないのかの区別を
無責任で行うことが出来ませんので、非表示であったり印刷原稿外に配置されているテキストデータでも必ず全てのテキストデータをアウトライン頂きます様お願いいたします。

【選択】→【オブジェクト】→【すべてのテキストオブジェクト】をクリックすることでデータ上、ロックの掛かっていない全てのテキストデータを選択可能です。

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